2015年1月10日土曜日

住宅購入と引き換えに失うもの


 賃貸は何も残りませんが、持ち家でも資産価値が下がれば必ずしも得ということもありません。30代でマンションを買えば、建て替えや大規模改修が生きているうちにほぼ確実にやってきます。そういったコストも考慮すると、持ち家と賃貸はどちらがお得ということではなく、トントンになるぐらいだと考えておいた方が無難です。住宅を買えば得をするというのは「株を買えば必ず儲かる」というぐらい無茶な発想です。

 住宅購入では損得よりリスクを重視して考えるべきです。支払いができなくなれば住宅の売却、それでもローンが整理できなければ自己破産など、生活が破綻するリスクがあります。仮に多少損をしても、それはリスクを減らすための保険料と考えれば納得できるのではないでしょうか。そして持ち家であれば必ず得をするわけでもありません。

 住宅購入を検討する方の多くは、家賃がもったいないと考えています。それしか判断の基準がないからです。そこにリスクという基準も加える必要があります。

 住宅購入は楽しい生活を送るための手段であって目的ではありません。